「好きな気持ちはあるのに、夜のことになると急にぎこちなくなる。」
「エロいこと自体は嫌いじゃないのに、どこか後ろめたさがつきまとう。」
そんな“恋とエロの間”でこじれがちな心に、そっと処方箋を出していく。
このブログ『恋とエロの処方箋』は、そんなイメージでつくった、大人のためのやわらかい読み物です。
ここでは、
・恋愛でつまずきがちなポイント
・エロとの付き合い方でモヤっとするポイント
に、小さな「考え方の薬」を添えていきます。
今日は、『恋とエロの処方箋』というメディアがどんな場所なのか、そしてこれからどんな記事を書いていくのかを、じっくりお伝えします。
恋とエロが“同居”すると、ややこしくなる
恋だけの話をしているときは、それほど複雑に感じないのに。
エロの話が入ってきた途端に、急にややこしくなる──そんな経験はありませんか?
- 好きな人だからこそ、エロいお願いがしにくい
- 体だけだと思われたくないから、欲を出せない
- アダルト動画やオナニーの習慣を、恋人にどう話していいかわからない
恋とエロが同じ相手に向いていると、本来はすごく幸せな状態のはずなのに、現実はむしろ心がこじれやすくなります。
このブログでは、この「同居したときのややこしさ」を、
・恥ずかしくない言葉
・責めない視点
で、少しずつほぐしていきます。
『恋とエロの処方箋』が目指すもの
このメディアが目指しているのは、
「恋もエロも、どちらも自分の一部なんだ」と、少しだけ素直に認められる状態です。
- 恋をきれいごとだけで語らない
- エロを汚いものとして切り捨てない
- どちらも「どう扱うか」で、人生の味方にも敵にもなる
だからこそ、ここでは“説教”ではなく“処方箋”というスタイルをとります。
「あなたはこうすべきです」と断言するのではなく、
「こういう考え方を試してみると、少し楽になるかも」というニュアンスで、選べるヒントを並べていきます。
こんな人に読んでほしい
『恋とエロの処方箋』は、次のような人をイメージして書いていきます。
- 好きな人との関係は大切にしたいけど、エロの話題になると途端に固まる
- エロ動画やオナニー習慣を、どこまでオープンにしていいのかわからない
- 「自分は性欲が強い/弱いのでは?」という不安をずっと抱えている
- セックスレス・性の相性・夜の雰囲気づくりなど、誰にも聞きづらいテーマで悩んでいる
恋愛コラムとしても読めるし、性の自己理解メディアとしても読める。
その“あいだ”に位置するような場を目指しています。
恋の悩みに出す「処方箋」
まずは「恋」の側から。
ここでは、よくある恋愛のモヤモヤに対して、小さな処方箋を出していきます。
処方箋1:相手の気持ちを読みすぎて疲れたとき
「好かれたい」「嫌われたくない」という気持ちが強い人ほど、相手の表情やLINEの返信スピードを過剰に読み取ってしまいがちです。
そんなときの処方箋は、
・「100%理解される恋愛」を手放してみる
・「伝えないと伝わらない前提」で、少しだけ本音を出してみる
という視点です。
恋愛は、「わかってほしい」のやりとりです。
相手の心を完璧に読もうとするより、「自分の気持ちを少しマイルドに言葉にしてみる」ことのほうが、関係が楽になることが多いです。
処方箋2:好きだけど、夜の誘い方がわからないとき
「雰囲気を壊したくない」「断られたら怖い」という理由で、夜のお誘いができずに悩む人は少なくありません。
この悩みには、
・“その日のうちに全部進めよう”としない
・「今度こういうのどうかな?」と、未来形でふんわり投げる
といった処方箋が考えられます。
その場の一発勝負ではなく、“相談ベース”で話すことで、「断る=拒絶」ではなく「調整」に変えていくことができます。
処方箋3:恋がうまくいかない自分を責めてしまうとき
恋愛が思うように進まないとき、「自分がダメだからだ」と自己否定に向かいやすくなります。
ここでの処方箋は、
・「相性」「タイミング」という要素を、ちゃんとカウントに入れる
・“自分の全部”ではなく、“今の状態”が合わなかっただけと捉える
という視点です。
恋がうまくいかなかったからといって、あなたの魅力や価値がゼロになることはありません。
処方箋としては、「自分の価値」と「恋愛の結果」を一度切り離して考えることをおすすめします。
エロの悩みに出す「処方箋」
次に、「エロ」の側の話です。
ここでは、性欲・エロ動画・実際の行為に関するモヤモヤに、処方箋という形で向き合います。
処方箋4:エロ動画を見る自分が嫌いになりそうなとき
エロ動画を見ていること自体よりも、「そんな自分」を責めてしまうことで、心が疲弊する人は多いです。
このケースの処方箋は、
・「頻度」と「影響」を客観的に見直す
・ルールを自分で決めて、“コントロールしている感覚”を取り戻す
の2つです。
例えば、
「寝る前の30分だけ」「休日は見ない」「〇日連続したら一度リセット」
など、自分なりのラインを決めることで、「やってしまう罪悪感」から「意識して選んでいる感覚」に変えていけます。
処方箋5:性欲の強さ・弱さに悩んだとき
「自分だけ性欲が強い(または弱い)のでは?」と感じると、パートナーとの比較で苦しくなります。
この悩みに対する処方箋は、
・“平均”よりも“2人の丁度いいライン”を探す
・心と身体のコンディションで、波があるのは当然という前提を持つ
ことです。
性欲は、年齢・体調・ストレス・ホルモンバランスなど、多くの要素で変動します。
「毎回同じ」である必要も、「どちらかが正しい/間違っている」と決める必要もありません。
処方箋6:セックスレスに苦しんでいるとき
セックスレスの悩みは、とてもデリケートで、人に相談しづらいテーマです。
ここでの処方箋は、
・「性の回数=愛情の量」と決めつけない
・いきなり“解決”ではなく、“状況を共有する”ところから始める
というステップです。
「どうしてしたくないの?」と詰め寄るのではなく、
「最近どう感じている?」と相手の状態を知ることから始める。
そのうえで、
・スキンシップだけの日をつくる
・プレッシャーのかからない雰囲気づくりを一緒に考える
といった、「中間地点」を探していくことが、大きな処方箋になります。
恋とエロ、両方を楽にする読み方
『恋とエロの処方箋』の記事は、
- 恋だけに効く処方箋
- エロだけに効く処方箋
- 両方のバランスに効く処方箋
の3パターンで構成していくイメージです。
今日の自分にはどの薬が合いそうか、体調を見ながら選ぶように、
「今の自分」にしっくりくる記事だけ拾い読みしてもらえたらうれしいです。
読み終わったあと、
- ちょっと心が軽くなった
- 自分を責めるエネルギーが少し減った
- パートナーに、前より柔らかく話しかけられそうな気がした
そう感じてもらえたなら、それがこのブログにとって最高の成果です。
これからの配信予定テーマ
最後に、『恋とエロの処方箋』で今後扱っていきたいテーマをいくつか挙げておきます。
- 「エロい」と思われるのが怖くて素直になれない人への処方箋
- 恋人がエロ動画を見ているのを知ってしまったときの心の整理
- 夜の誘いを断られ続けて、自己肯定感が下がったときの立て直し方
- 好きな人との初エッチ前に、緊張を少し和らげる準備
- 恋人はいないけど、欲だけが余っている気がするときの付き合い方
- 「パートナーを傷つけずに、自分の欲も大切にする」ための会話テンプレ
読者からの悩みや質問をベースにしながら、ひとつひとつ丁寧に言葉にしていければと思っています。
今日の処方箋:自分を責めすぎないこと
この記事の最後に、今日出す「共通の処方箋」をひとつだけ。
恋もエロも、こじれたときに一番やりがちなのが、
「全部、自分が悪い」と決めつけてしまうことです。
もちろん、反省が必要な場面もあります。
でも、「反省」と「自己否定」はまったくの別ものです。
自分を否定して動けなくなるより、
「じゃあ、次どうしたい?」と、未来の自分に小さな問いを投げかけてみてください。
『恋とエロの処方箋』は、その問いに寄り添うための、小さな薬箱でありたいと思っています。